開発の想い

 

💐ある小学生の男の子に起きた…
悲しみと再生の「奇跡の物語」📕

それは12年前のこと…。

千葉県のある公立小学校に、私たちが、
まんが教育の授業の講師として訪れた時のことでした。

大きな体育館に130名程の生徒が集まり、

「感情表現をイラストで描く方法」という
90分間のイラスト図解の授業をさせていただきました。

自分の好きなイラストが描けるようになる
特別授業ということで子どもたちはもう、
大変な盛り上がりです。

授業の最後に、「何か質問ありますか?」と聞くと、

いちばん後ろに座っていたある男の子が、
思いきり手を挙げて、スクっと立ちあがり、こう言いました。

『先生、僕にこんな才能があることに
気がつかせてくれて、ありがとうございました!』

この言葉を聞いて素直に感心していたのですが、

ふと、

その男子生徒の斜め後ろを見ると、

授業を見学していた校長先生と学年主任の先生が、
涙ぐんでいる姿がありました。

🌀先生方が語ってくださった…🌀
男の子の「衝撃の過去」😢

その後、校長室で涙の理由を尋ねてみると、
校長先生が、ふし目がちに、こう仰ったのです。

「実は、あの子はね。2年前にお母さんが急に亡くなって以来、

宿題はやってこない、テストは白紙で提出する、
授業中はじっと座っていられず、フラフラしてしまう。

大人がどんなに言っても、誰の言うことも聞かない、
そういう子になってしまったのです。」

「それが、今日は90分、じっと座って、一度も席を立つことが無く、
楽しそうに授業(講座)に取り組んでいる。

あの子のあんな姿は、久しぶりに見ました。
さらに、最後、自分から手を挙げて、あんな言葉を言うなんて・・・。」

言葉に詰まる先生のお話を伺いながら、
彼が描いた作品を探して見てみました。

すると、 …… !!!??

その絵を見た瞬間、私は堪えきれずに、
涙が溢れてしまいました…。

そこには、

彼が今までうまく言葉にできなかった、
心の奥底の深い悲しみや、やり場のない怒りなどが、

イラストやセリフ、そして、
鮮烈な色彩となって、現れ出ていたのです。

それはもう、凄まじい彼の想いの吐露でした。

おそらく、彼の中で、
突然お母さんを亡くしてから、

うまく言葉にすることができなかった
悲しみや怒りなどの強烈な感情が、

イラストを描くことで、
ひとつずつ解放されていき、

はじめて、

自分自身の「想い」として、
表現できたのでしょう。

🌀どうして、自分ばかり、
大好きなお母さんを失わねばならなかったのか。

🌀どうして、自分ばかり、
こんな寂しい想いをしなければならないのか。

🌀大好きなお母さんに、
もう甘えることも許されないのか。

🌀大好きなお母さんに、
もう「ただいま!」を言うことも、できないのか。

🌀大好きなお母さんに、
「ありがとう」を言うことも、もうできないのか。

お母さんを亡くしてから、彼のなかに渦巻いていた、

やり場のない悲しみ、どうしようもない怒り、
言い様のないさみしさ…。

そして、本当は伝えたかった、
ありがとうの気持ち。

その痛ましい気持ちを思うと、
私自身も、涙が溢れて止まりませんでした…。

そして、男の子のあの言葉。

『先生、僕にこんな才能があることを
気がつかせてくれて、 ありがとうございました!』

彼は、あの時、自分からそう言ったのです。

校長先生の涙の意味が、
改めて、私の胸に突き刺さってきました。

彼自身がこれまで、内側に押し込めていた、

言葉に出すことができなかった
やりきれない感情のエネルギーを、

イラストや図解を描くことで、
ようやく解放することができたこと。

それによって、彼自身が、

自分の中の深い悲しみ、怒り、寂しさと、
もう一度向き合うことができ、

そして、これからの未来に向かう希望と才能のエネルギーを、
自分のなかに、少しずつ見出すことができたこと。

私は、この時に
深く気づかされたのです…。

イラストや図解を描く技術そのものが、
言葉を介さずに、

人の「心」そのものにつながる力があることに。

イラストや図解を描く体験そのものが、

内面の感情や思考の絡まった糸を、
一つずつ解きほぐして開放し、

その人の本来の才能や可能性を
引き出す力があることに。

その時の強烈な体験から、

私たちの「イラスト思考」の研究と
体系化への情熱に火が灯りました。

優秀な講師・経営者でもある妻とともに、
図解やイラストを使って

のべ30,000人を超える方々に「イラスト思考」をお伝えするなかで、

自己理解と相互理解のコミュニケーション技術として、
一つずつ体系化されていったのです。

初めまして!
イラスト思考開発者の 松田 純 です。

ここまで読んで下さったあなたに、

私たちの活動の原点となる、
小学5年生の男の子のストーリーを共有させていただくことができ、
本当に心からの感謝をお伝えいたします。

私は自身は、現在

・株式会社 月笛クリエイションズ 代表
・一般社団法人 国際まんが教育協会 代表理事
・桃山学院大学ビジネスデザイン学部 客員教授

として

イラストや図解を楽しく描くことで
ビジョンと才能を見える化(図解化)する

「イラスト思考」

みなさんお一人おひとりの
心の奥にあるビジョンを引き出し

夢を叶えるメソッドを伝えています。

 

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イラスト思考は、

恩師の神田昌典さんとの出会いによって
《日本発のビジュアルシンキング・メソッド》
として2014年に開発がスタートしました。

その後、2017年に1冊目の本である
『伝わる!イラスト思考』が出版されるとともに、

国内はもとより
アメリカ〈ハワイ大学授業〉や
ミャンマーの〈日本語学校授業〉、

中国・シンガポール・マレーシア
台湾での〈経営者・起業家向け研修〉など

海外の6つの国と地域でも
言葉や文化の壁を超えて広がり、
イラスト思考による夢の実現と
心からのビジョンを描く喜びを
世界中の方々にお伝えさせていただきました。

また、全国50以上の公立学校や、オンラインの教育事業との連携で、
約10,000人以上の子どもたちに授業をお届けし、

国内外で、のべ30,000人を超える受講生に
心からのビジョンを見える化するパワーを
体験いただいています。

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