無意識の『欠乏マインド』を手放す!禅マインドフルネスの3ステップ
▶変わりたくても変われない時、〇〇が足を引っ張っていた?!
日々の仕事やプライベート、生活の中で、他の人の活躍を見たりして、
「今の自分はまだまだダメだなぁ…」
「どうせ私は、あの人より仕事できないし…」
と、気持ちがモヤモヤして落ち込むことはありませんか?
そんな時は、もしかしたら、自分の外に目を向けて、
他の誰かや出来事と自分を比べて、自己価値をジャッジしているかもしれません。
例えば、「今の自分には価値がない」というような無価値感を強化してしまったり、
「自分は愛される資格がない」という考えにとらわれたり、
今現在の自分をダメ出しする思考パターンに陥った結果、
「自分は独りぼっち」
「誰からもわかってもらえない」
と考えてしまうことがあるのではないでしょうか。
このままでは、自分の気持ちやエネルギーはどんどん落ち込んでしまいます。
この「足りない」という意識にとらわれてしまうことを、
『欠乏マインド』と呼んでいます。
この気持ちがあると、色々なことが上手くいきません。
この時、
「誰か(出来事)と自分を比べて、無意識に自分を傷つける『心のクセ』を手放したい!」
「本当は、今の自分にOKを出して、自分らしい輝きを表現したい!」
という風に、『自分を大切にする』、『自分を愛する』在り方で、
今現在の『ありのままの自分』を自分で受け容れ、
自己信頼を深めたいと思うのではないでしょうか。
では、どうして私たちは、つい、『欠乏マインド』から抜け出せないのでしょうか。
これには、実は、「上手くいかない理由」があります。
日々、生活している中で、私たちは色々な経験をしたり、情報が入ってきます、
それこそ、スマホを見ればSNSやニュース、
他の人たち(特に自分よりできる人や活躍している人)の発信があります。
その内容と自分を比較して、
自己価値を測る『無意識のパターン』にはまってしまうと、
『欠乏マインド』から抜け出しづらいです。
このままでは、自分に対する自信や信頼、自己肯定感がどんどん減っていきます。
自分で自分を傷つけては感情が渦巻き、
エネルギーが下がってしまう一方なので、行動も鈍ります。
本来の力を発揮できれば、色々なことができるはずなのに、
それすらもできないぐらい落ち込む。
この悪循環に陥った時、実は、『潜在意識』を理解することで、
状況がよりはっきりと見えてきます。
『潜在意識』の反対は、『顕在意識』と言います。
『顕在意識』
自分で考えていることを意識できるもの。
『潜在意識』
自分では気づかない、心の深いところにあるもの。
では、どちらが、私たちの感情や行動を司っているのでしょうか。
『顕在意識』を数値で「1」と表した時、『潜在意識』は「9」くらいの割合となります。
『潜在意識』は、場合によっては「99」のパワーとも言われています。
そのため、いくら自分の頭の中で、ポジティブなことや大事なことを意識していても、
『潜在意識』がネガティブの状態だと、『顕在意識』の足を引っ張ってしまいます。
つまり、前に進もうと意識するエネルギーを邪魔してしまい、
「変わりたいと思っても変わらない」という状況になってしまいます。
これが、上手くいかない理由です。
▶潜在意識を書き換える『5つのステップ』
つまり、自分の『潜在意識』を上手に変化させて、
プラスのエネルギーに書き換えることが大切です。
では、どうしたらいいのでしょうか。
次の図にある『5つのステップ』を、ひとつずつ手順を踏んでいきましょう。
これを習慣化すると、自分自身を大切にしながら、心を自由に解放できます。
まず、何か出来事を経験して、モヤモヤした(①)とします。
通常はそのまま落ち込んで、動けなくなるような『欠乏マインド』に陥った時、
自分が今、「そうなった」ことに『まず、気付く(②)』ことが大切です。
自分の状態を客観的に気付けると、どうなるのでしょうか。
それは、モヤモヤしたことに、ただ足をすくわれるパターンから抜け出す道筋を
落ち着いて『思い出す(③)』ようになります。
心と体を整えることで、
「また、私は他の人と比較をして、自分責めをしていたな」と言う風に、
単なる『クセ』だと自覚します。
そして、「本当は、自分を信じて、まずは小さな一歩から行動すればよかったんだ」と、
思い出すことで、次のステップに進めます。
そのステップとは、『選択する(④)』ことです。
A:『欠乏マインド』に引っ張られて、「結局変われない」と思い込む
B:本来の自分を取り戻し、望む未来に一歩ずつ前進する
つまり、これまで、「A」のように、同じパターンを繰り返していたのは、
自分が無意識にそれを選んでいたとも言えます。
そうではなく、自分には可能性があることに目を向け、小さな一歩を行動すると、
その度に小さな変化をひとつ作り出せます。
さらには、行動できた自分を好きになれるという『未来を選ぶ』ことができるのです。
このように、落ち着いて「B」を選択すると、
そこから生まれるプラスのエネルギーが使えます。
小さな行動を実践すると、小さな成長を生み、それを通して、ひとつの経験から学びを得る。
さらには過去の自分の影響力を振り切って、成功を味わう経験ができます(⑤)。
この図にある①②③④⑤の順番に沿って、
①モヤモヤを感じる
②『欠乏マインド』だと気付く
(客観的に自分の心の状態を理解する)
③本当の望みを落ち着いて思い出す
(自分の可能性や自分を信頼して、自分の持っている力をもう一度思い出す)
④「自分のいきたい未来」を落ち着いて選ぶ
⑤実際に「④」を行動に移す。
その結果、ひとつ、未来が変わります。
この①から⑤までの新しい心の習慣を繰り返し身に付けていくと、
他にどのようなことが起きるでしょうか。
それは、本当の自分自身が大切にしたい思いや価値を『潜在意識』にしっかり、
じわじわと、浸透させることができるのです。
たとえば、自分が本当に大切にしていることに気が付いたり、
自己信頼をもとに行動する自分になれます。
他にも、「欠乏マインド」の時とは逆に、
『潜在意識』が『顕在意識』に『プラスのエネルギー』を補充するようになります。
このように、『潜在意識』を活用できると、今度は無理をしなくてもよくなります。
いつも自分の心の深いところから、自分自身を応援してくれる『プラスのエネルギー』で、
色々な世界を広げていきます。
これまでは、自分が「変わりたい」と思って進もうとしても、結局、
過去の経験に基づく『欠乏マインド』の悪影響が強くて
なかなか変わらなかったこと(比較するクセや、自分を無価値と思い込むパターン)が、
根本的に書き換えられるようになります。
つまり、モヤモヤした状態のままでは、
この『欠乏マインド』のパターンさえ気付けないとも言えます。
▶『欠乏マインド』から抜け出す『3つのステップ』
それでは、この『欠乏マインド』のパターンに気付き、手放すために、
今回お伝えする『禅マインドフルネス』の『3つのステップ』を活用しましょう。
そこで得られる変化は、自己信頼や自己受容のパターンである『豊かさのマインド』です。
このように、自分で自分の心をプラスに変える方法は、
どのような状態の時にできるのでしょうか。
例えば、自分の心を「湖」と仮定して、空には、「月」が綺麗に浮かんでいるとします。
この時、「湖」が「波立っている」状態だとしたら、
「月」は水面に、どのように映るでしょうか。
このように、綺麗な「月」でも、水面にはぐちゃぐちゃな状態でしか映せません。
「月」をありのままに映し出すには、
自分の心が波立って乱れている(『欠乏マインド』でとらわれている)状態から、
一度、自分自身をリラックスさせることが大事なのです。
すると、自分の心の状態は、きれいな鏡のような水面になるので、
「月」も綺麗にはっきり映ります。「月」を心に置き換えると、
「もともと持っている自分の素晴らしさや可能性」と言えます。
このように、自分を整えるための技術が、今回ご紹介する、
『禅マインドフルネス』という技術です。
これは3つの『調』をひとつずつ実践します。
①調身『姿勢を正す』
自分自身が『欠乏マインド』にとらわれてるとき、ほとんどの場合、
姿勢が歪んでいる可能性があります。背骨が曲がったり、肩が下がったり猫背だと、
頭の中で良くないことを考えては、それに振り回される状態になってしまいます。
つまり、身体の姿勢が、一番大事なポイントです。
逆に姿勢を整え、背筋がまっすぐ伸びることで、自分の感情を穏やかに整え始めます。
『禅マインドフルネス』では、椅子の上に座り、
両足の裏をしっかり地面に付けたら、次の手順に移りましょう。
②調息『呼吸を整える』
自分の『吸う息』と『吐く息』を感じながら、ひとつずつ数えましょう。
すると、先ほど例えた水面の波立ちは、だんだん穏やかに落ち着いてきて、心が整い始めます。状態が良くないときの呼吸は、最初、浅くて短い呼吸になりがちですが、
この『調息』では、ひとつずつゆったりと自分の深い呼吸を味わいます。
時間は、1分から3分。もし、時間があれば、5分取り組んでみましょう。
自分の呼吸をひとつずつ、数えることだけに集中し、もし、雑念が入ったら、
「あ、これが雑念だ」と気付いて、吐く息と一緒に捨てましょう。
自分の心の内側に目を向けて、状態をモニターできるようになると、
『欠乏マインド』がどのように自分の心に作用し、
波立ちを作り出しているか、だんだんと見えてきます。、
このステップに慣れてくると、
自分の心の中にある『欠乏マインド』や思い込みの正体に数秒で気づけるようになります。
その結果、『欠乏マインド』ではない、
『本来大切にしたかった思いや考え方』を選択できるようになります。
それを行動に移すことで、プラスのエネルギーから未来をつくり出していけます。
③調心『心が整う』
「①の姿勢」で、「②の呼吸を繰り返す」ことで、心がクリアになります。
この習慣を実践し続けていくと、
今まで自分がはまり込んでいた『欠乏マインド』の沼から抜け出して、
自分で『自分の未来』をつくり出していきます。
さらにはプラスの『潜在意識』を育て、応援されるようになります。
この、3ステップは、下記のように『3つの輪』で表現することができます。
①姿勢を正す:『身体』
②呼吸を整える:『呼吸』
③心がクリアになる:『意識』
自分が『欠乏マインド』にとらわれてモヤモヤしている時は、
この『身体』と『呼吸』と『心(意識)』の『3つの輪』がバラバラに離れています。
何かひとつのことをやっていても、「呼吸」は浅くなり、
「意識」は、別のことを考えているのです。
例えば、「過去に起きた出来事」や「未来の心配事」に意識が向いていると、
この『欠乏マインド』の沼からなかなか抜けられません。
要は、『迷い』の状態です。
そこで、今回ご紹介した『禅マインドフルネス』を実践し、
『身体』と『呼吸』と『心』がひとつになることで、最高の自分自身を生きる状態になります。
では、これがどこで、ひとつになるのでしょうか。
それは、「今ここ私」です。
自分の肉体、体の感覚を大切に味わいながら、五感が開き、「今この瞬間」に集中する。
この時、呼吸をしっかりと味わえている時に、
心に『欠乏マインド』が入り込む隙がないぐらい統一されて、満たされる状態になります。
つまり、『安心領域』を思い出して、自分を内側から満たす状態になるのです。
この『禅マインドフルネス』の3ステップ、
(①姿勢を正す、②呼吸を整える、③心がクリアになる)を1日3~5分とることで、
『潜在意識』にある『欠乏マインド』の『クセ』に気づけるようになります。
そして、「本当はどうしたかったのか」を内側から思い出し、
自分の選択した行動ができるようになります。
その結果、自分自身の内側が変化して、現実や未来が変わります。
▶まとめ
自分の中でモヤモヤしたり、自分にダメ出ししている時は、
『欠乏マインド』のパターンに陥っているかもしれません。
この時、自分の頭の中で考えている『顕在意識』ではなく、
『潜在意識』で、ネガティブなパターンが作用していることをもう一度思い出しましょう。
手順としては、
①モヤモヤしている
②「①」の状態に『まず気付く』
③大事にしたかったことを『思い出す』。
④「③」を『選び取る』。
⑤「④」を行動、実践する。
心の内側を自分でしっかり読み解き、本当にしたかったことを、選ぶと決める。
この、人間の持っている素晴らしい力を使って、行動・実践した時、未来は変わります。
今回ご紹介した『5つのステップ』を、自分で『当たり前の習慣』にすることが大事です。
他にも、「自分の状態」がしっかり整っているかどうかも大切です。
自分を整えるためには、『禅マインドフルネス』の『3つのステップ』の手順を踏みましょう。
①調身
②調息
③調心
姿勢を正し、落ち着いた、心のこもった体の使い方をする。
心が乱れている時の呼吸は浅く、荒っぽくなるので、
ひとつひとつの呼吸を丁寧に意識しながら数えましょう。
すると、自分の心の状態が、自然と整っていきます。
この3つがひとつになって、溶け合っていくところに、
本当の自分自身の素晴らしい可能性を発揮します。
そして、「今ここ私」の在り方で生き、素晴らしいエネルギーに満ちていきます。
今回は、
『無意識の『欠乏マインド』を手放す!禅マインドフルネスの3ステップ』
についてお伝えいたしました。
この記事でご紹介した『禅マインドフルネス』を活用し、
『欠乏マインド』から『豊かさのマインド』に書き換える時間を作ってみてもいいかもしれません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
🎦イラスト動画での視聴はこちら!
今回の『無意識の『欠乏マインド』を手放す!禅マインドフルネスの3ステップ』は、
こちらのイラスト動画でも視聴いただけます。
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