「頭の中が整理できない!」状態から抜け出す秘策!『4マス思考法』
▶行動に移せないのは、自分を○○しているから
やりたいことは色々あっても、
「頭の中を整理するのは、苦手・・・」
「思いが取っ散らかって、収拾がつかない」
「アレコレ思い浮かんでいるけど、まとまらない」
そう思うことは、ありませんか?
このように、整理ができずに集中しづらい状態だと、
自分で自分をしばりつけて、行動できないおそれがあります。
今回は、このようなお悩みを少しでも感じたことがある方に
非常にお役に立つ、解決策をご紹介いたします。
さて、自分の頭の中を整理できない状態とは、どのような時でしょうか。
例えば、
・自分に自信が持てない
・イライラしがち
など、自分で自分の感情をコントロールしづらいケースもあるかもしれません。
「本当は、自分のやりたいことや大切なことにもっと集中したい!
そうは思っても、空回りして上手くいかない・・・」
この状況だと、自信ややる気が削がれてしまうかもしれません。
例えば、一日が終わった時、
「あ~あ、今日もやり残しちゃった」
と嘆いてしまうパターンが
「今日もやることをやれて、スッキリした~!」
など、達成感のパターンに変化したり、
「穏やかな気持ちや感謝が湧くようになったらどんなにいいか・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
▶整理ができないのは、○○像が見えていないから
実は、この整理が出来ない状態から抜け出せない理由は、3つあります。
1.○○像を見ていないから
2.思考からすぐ行動に移そうとするから
3.言葉だけで整理しようとするから
まずひとつめは、自分の頭の中の考えを、堂々巡りしている状態です。
これは、客観視していないことを指します。
部屋に例えるならば、散らかった空間の中で
何がどこにあるのかわからない状況なのです。
そこで、整理するには必ず、頭の中にあるものを外に取り出し、
「見える化」をしていきます。
つまり、書き出すことが必要です。
この、「書き出す」方法としては、日記をつけることも非常に大事です。
その一方で、言葉や文章だけで書いたり、整理しようとしても
書き出した要素がバラバラだと、つながりが見えませんよね。
たとえ言葉で書き出たところで、自分の中のモヤモヤした感情や心配事が絡まっている可能性も高く、シンプルかつ、全体像として整理することは難しいのです。
▶「整理できない」状態から、うまくいく4ステップ
考えが堂々巡りのままだと、自分の気持ちやモチベーションなどのエネルギーが下がってしまいます。
せっかくやる気があっても、現状のモヤモヤやイライラした状態から「抜け出す力」そのものが低下しかねません。
ここにはまると、抜け出すことが難しいのです。
それでは、ここからどのようにスッキリと整理をして、解決できるようになるのでしょうか。
それは、今回お伝えする『4マス思考法』という技術です。
上手くいかないパターンをしている人は、
①頭の中だけで整理しようとする
②思考からすぐ行動に移そうとする
という2ステップになっているかもしれません。
このパターンだと、そもそも頭の中で整理しきれていないのです。
そのため、自分の状態がよくないままなので、行動が続かずに、引き戻されてしまいがちです。
つまり、順番が大事なのです。
①感情を解放する
②思考をシンプル化する
③イメージを明確にする
④行動する
この4ステップで整理する際のポイントは、脳の使い方にあります。
脳は、「右脳」と「左脳」があり、それぞれの役割や機能が違うと言われています。
・右脳:「イメージ」「感情」など
自分の中の「直感的な部分」を司る
・左脳:「論理的」「具体的」など
自分の中の言葉を使った、「思考」を司る
実は、頭の中が散らかっている時は、感情も絡み合っていることが多いです。
つまり、いきなり思考を整理しようとしても、感情を疎かにしたままだと絡まった糸がほどけないのです。
それでは、まず、何からすればいいのでしょうか。
自分の今現在の感情を描き出してみましょう。
・今、どのような気持ちなのか(イライラ、悲しい)
・今、どのような状態なのか(困っている)
例えば、こうして描き出したことで、
自分自身が「イライラしている」ことに気が付いたとします。
その場合は、「なぜ、イライラしているのか」を書き出してみましょう。
このように、自分の考えや感情を書き出すことで
自分の思考が冷静になり、落ち着いた状態で
『見える化』ができるようになります。
それでは、今度は、書き出した思考を「どうしたい(なりたい)のか」を描き出します。
・どうしたらスッキリするのか
・どうなったらハッピーなのか
このように、次の展開をイメージで描くことが大事です。
自分の気持ちが前向きになる未来や結果を明確にしたら、
その次は「行動」に結びつけていきましょう。
この順番が、「整理できない」状態からうまくいく方法のステップであり、
解決策の重要なポイントです✨
▶スッキリ整理!「4マス思考法」
繰り返しになりますが、自分の頭の中を言葉だけで整理しようとしても
感情やイメージが絡まったままなので、整理しづらい背景があります。
これを自分の中にある「感情」を解放をして、自分のことを客観的に認識する。
それを「言葉」にして、「イメージ」で思い描く。
この3つを組み合わせて、自分の中を『見える化』していきます。
これができるようになると、シンプルに整理され、自分のやりたいことが明確になります。
さらには、前向きな行動力を引き出せるようにもなります!
それでは、今お伝えした順番でワークをしてみましょう。
今回ご紹介するのは、『4マスに分けられたチャート』です。
大きな四角の中に、十字を描いて分けて、4マスをつくります。
描いていく順番は、
①左下:自分の「悩み」を描き出す
②右上:得たい結果「理想のゴール」を描く
③右下:「何のために?」と目的意識を自問する
④左上:具体的な行動を描きだし、実践していく
です。
①自分の悩みを書き出して、客観的に認識する
・簡単なイラストで描きだすとイメージがしやすい
・セリフにしたり、言葉にして、悩みを『見える化』する
・ネガティブを吐き出す作業
②得たい結果を明確にする
・「どうなりたいか」をイメージして描き出す。
・一番手に入れたい結果を描く
・「その結果を手に入れる!」と、自分で決めること
③理由・目的を自分の中に問いかける
・「なんのためにそれをやりたいのか」という目的意識を強く持つ
・その力が大きければ大きいほど、次の行動するエネルギーにつながる
・理由が薄いと、エネルギー切れを起こす
→行動が続かず、元に戻ってしまう
④未来から逆算した行動を描き出す
・アクションプランは、1つ(多くて3つ)明確にする
・まず、やることが大事。
そうすることで、状況は変わります。
このように4つのマスを順番に描き出していくことで、自分の頭や心の中を「見える化」していきます。
先ほどご紹介した、
①感情
②思考
③イメージ
④行動
この4つがスッキリかつシンプルに整理されていきます。
この順番が非常に大事なポイントです。
▶今回のまとめ
・自分の頭の中だけで整理できない時は、
自分の中にあるものを「見える化」しない限り解決しない
・必ず、「見える化」「言語化」する必要がある
→外に取り出し、客観的に認識することが大事。
・客観的な理解をもとに、解決策が見えてくる
・言葉(左脳)だけで書き出しても、イメージが湧きづらい
→感情を整理できないため、右脳と左脳を両方使うことが大事。
・「言葉」「感情」「イメージ」の3つを組み合わせてアウトプットをする
→自分自身を理解したり、整理する鍵となる
そのためには、『4マスのチャート』を活用し、順番に描き出しましょう。
最後に描き出した「行動」をすぐやることで、現状が変わり、解決します。
スッキリした状態で
・本当に大事なこと
・優先順位が高いこと
・人生にとって価値あること
このようなことに、自分の時間やエネルギーを注ぎ、
自分自身の素晴らしい才能や可能性を実現していきましょう!
この記事でご紹介した『4マスのチャート』を活用し
思考を整理する時間を少し作ってみてもいいかもしれません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
🎦イラスト動画での視聴はこちら!
今回の『「頭の中が整理できない!」状態から抜け出す秘策!『4マス思考法』』は、
こちらのイラスト動画でも視聴いただけます。
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